2024年に110周年が控えており、それに向かって盛り上がっている宝塚歌劇団!
昔からの長年のファンの方もいれば、最近ファンになったという方もいらっしゃると思います。
ジェンヌさんたちの美しさに惹かれる方もいれば、お芝居の世界観に惹かれる方など、好きになる理由は様々だと思います。
好きな理由はそれぞれだとしても、ファンとしては、ジェンヌさんたちや宝塚歌劇団を応援したくなりますよね。
応援するといえば、ファンクラブですね。
ファンクラブで長年応援している方や、これからファンクラブに入ろうかと検討している方がいらっしゃると思います。
ファンクラブについて情報を集めていくと、宝塚歌劇団のファンクラブには闇があるんじゃないか、という話が聞こえてくるかもしれません。
どんな実態やおかしいルールがあるために、闇があると言われているのか、調べてみました!
「宝塚ファンクラブの闇は?実態やおかしいルールを徹底調査!」と題して紹介していきます。
最後までご覧になっていってくださいね。
宝塚ファンクラブの闇は?
宝塚のファンクラグに闇があると言われているのはなぜなのでしょうか。
他の劇団や事務所のファンクラブと異色なことがその原因だと思います。
だからといって、それがダメだというわけではないではなく、一般的なファンクラブと違うということを理解することが大切だと思います。
一般的なファンクラブと思って入会したために、その違いに戸惑い、闇があるように感じてしまうのかなというのが私の見解です。
その戸惑いが少しでも少なくなるように、他との違いを紹介します。
私設ファンクラブの活動がさかん!
宝塚のファンクラブには歌劇団が運営している公式の「宝塚友の会」と、それぞれのジャンヌさんごとで運営されている私設ファンクラブ、通称「ファン会」があります。
宝塚友の会は特定のジェンヌさんや組のファンクラブはなく、全体としてのファンクラブです。
チケットの先行販売があるので、友の会に入っているファンの方も多いとは思います。
ではなぜ私設のファン会があるのでしょう。
それは、ジェンヌさんを応援したり守ったりするためなんです!
ツイッターでもあるように、ファンクラブとは言っていますが、ファン会は「後援会」の要素が強いと思います。
ファン会の会員さんで、会席を買ったり、楽屋への入出時にガードをしたり。
入出時にジェンヌさんと触れ合う時間があったり、お茶会があったり。
これらは全て、ファン会が仕切っているものです。
会員でなくても、参加できるものもあるらしいですが、それでも公式ではないので、会員のお友達がいるとかが必要です。
守る要素も持っているファン会なので、入出時などファン会のみなさんが大勢いるときの様子は圧巻です。
大勢でいるその様子や、ルールを守っていない方への対応などで、闇があると感じるかもしれないです。
貢献度が重要(お金、時間)!
会席と言ってジェンヌさんが売らなければいけない席のチケットや、カレンダーをどれだけ購入することができるか。
入出時のガードにどれだけ参加することができるか。
こういった、お金や時間による貢献度がとても重要です。
ファンクラブではありますが、「後援会」要素が強いため、そうなってしまうのだと思います。
空席を埋めることができるジェンヌさんは劇団からの評価が上がると言われているため、ファン会では、その協力をして自分が応援するジェンヌさんの評価を上がるようにしているようです。
貢献したファン会会員の何がどう変わるかは具体的には分からないですが、貢献度が上がると、楽しいファン活動ができるようです。
逆に貢献度が低いと、肩身の狭い思いをするのか、あまり楽し活動ができないようでした。
ファン会が大きなところでも私設で運営しているため、代表さんがいてスタッフさんがいて、という状況なので、人と人の関わりという部分が大きいです。
お金と時間をかけることで、自分の存在をアピールしたり知ってもらうことができるのだと思います。
一般的な推し活でお金や時間を使うこととは少し違うために、闇があるように感じるのかもしれません。
宝塚ファンクラブの実態やおかしいルールを徹底調査!
宝塚私設ファンクラブの実態やおかしいルールには具体的にどのようなことがあるのでしょうか。
それぞれのファンクラブでの違いもありますが、以前からあるおかしい実態やルールを紹介します。
会席(ファン会経由のチケット)
一般的にはチケットの入手が困難と言われている宝塚歌劇団ですが、ファン会にはジェンヌさんが売らなければいけない席のチケットが回ってきます。
空席を埋めるために、ファン会が協力しているようで、希望した日時以外でも、チケットがありますと連絡が来ることもあるようです。
上記のように空席を埋めるために出回るときはあまり良くない席のことが多いですが、貢献度が高くなると良い席が回ってくることもあると聞きました。
希望日時や枚数(指定できるかは会によるかもです)を事前に確保できるわけではなく、1週間前から前日くらいに確保できたと連絡がきます。
代金は、事前に依頼するときに、お渡しする必要があります。
席の確保ができなかった場合は、返金されますが、以前は返金されないというトラブルがあったようです。
返金トラブルはなくても、空席を埋めるための協力依頼の連絡や、チケットの確保が確実でないために予定が立てにくことが負担になったという方もいました。
お花代
会席のお取次ぎをしてもらう際の、手間賃やお心付、チップのようなものです。
ジェンヌさんのお世話代で、楽屋入り時のご飯代やお茶会でのアクセサリー新調などあるようですが、明確でないことが多いです。
また、いくら必要なのかということも明確でなく、上限もありません。お金の貢献度に影響するのが分かりますね。
お花代自体というよりは、使用目的や金額など、具体的に明らかになっていないことがおかしいなと思われてしまうのかもしれません。
会服
会服とは言われていますが、必ずしも服ではなく、スカーフのようなものだったり様々です。
ただ、そのファン会でずっと同じものというわけではなく、公演ごとに新しいものが出されます。
ファン会活動にあまり参加しない場合は、購入しなくても問題ないこともありますが、総見やガードに参加するときはだいたい必須です。
公演名やジェンヌさんの名前が入っていることがあり、実用性はほとんどないです。
その割にはお高めな印象があるので、金銭的な負担になることもあると思います。
総見
「会総見」「組総見」というのがあります。
ジェンヌさん個々のファン会会員だけで公演を見ることを「会総見」、その組のジェンヌさんのファン会全員で公演を見ることを「組総見」と言います。
ファン会会員が同じ場所に一塊になって観劇しているので、他とは違った異様な雰囲気があります。
会服を着ていることもあり、同じ服を着て熱量のあるファン会会員さんたちの雰囲気はすごいです。
その雰囲気に威圧されていると感じる人もいて、おかしい実態があると感じる人がいるかもしれないですね。
ガード
楽屋への入出時に、ジェンヌさんがおかしな輩などに絡まれないようにガードしています。
ただジェンヌさんに付き添えるのはごく一部の会員で、多数の会員さんは楽屋口で列を作って待っています。
その光景も日常ではあまり見る事がなく、異様な雰囲気と感じる方もいるかもしれません。
宝塚ファンクラブの実態やおかしいルールまとめ
いかがでしたでしょうか。
宝塚ファンクラブの闇は?実態やおかしいルールを徹底調査!として紹介しましたが、私設ファンクラブ・ファン会を否定しているわけではありません。
なぜそう言われるのかという原因を知ることで、本来の姿を知ることに繋がると思います。
実際には闇はなく、おかしいと言われる実態やルールも、一般的なファンクラブと違っているせいでした。
他と違うことを理解して、宝塚のファン活動を楽しめたらそれが一番じゃないかと思っています。
私はファンクラブに入会するお金と時間がありませんでした。それでも楽しんで観劇することができました。
友人はファン会に入って楽しんで活動していました。
人それぞれなので、もし宝塚のファンクラブへの入会を迷っているという方がいれば、参考にしてみてください!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。