「子育てにSUVってどうなの？」
SUVはデザインがカッコよく、アウトドアやレジャーにもぴったりな人気の車種ですが、実際に子育て世代が選ぶと「思ったより使いにくい…」と後悔することもあります。
特に、車高の高さによる乗り降りの不便さ、チャイルドシートの設置のしにくさ、荷室の使い勝手など、購入後に気づくデメリットも多いもの。
そこで本記事では、子育て世代がSUVを選ぶ際の注意点や後悔ポイントを詳しく解説し、後悔しないためのSUV選びのコツを紹介します。
SUVを買って後悔するポイント
子育て世代でSUVを購入して後悔するケースには、いくつかの共通点があります。以下に、よくある後悔ポイントとその対策を紹介します。
乗り降りのしにくさ
- SUVは車高が高いため、小さな子どもや妊娠中の方、お年寄りが乗り降りしづらい。
- → 対策：スライドドアのミニバンやステップ付きSUVを検討する。
チャイルドシートの装着が大変
- 車高が高いと、チャイルドシートの取り付け・乗せ降ろしがしにくい。
- → 対策：実際にディーラーで試してみる。スライドドアのミニバンも視野に。
荷物の積み下ろしが大変
- ベビーカーや大量の荷物を積む際に、SUVの荷室は高さがあるため、出し入れが不便。
- → 対策：開口部が低めのSUV（例えばCX-8など）を選ぶ。
燃費が悪い
- ミニバンやコンパクトカーに比べると、SUVは燃費が劣ることが多い。
- → 対策：ハイブリッドモデルを選ぶ、燃費の良いSUVを調べる。
3列目シートが狭い（必要ない場合も）
- 3列シートSUVを選んだものの、実際には3列目を使わず、逆に荷室が狭くなったケース。
- → 対策：本当に3列目が必要か検討し、使わないなら2列シートSUVにする。
子育て世代におすすめのSUVと選び方
SUVでも子育て向きのモデルを選べば、後悔せずに快適に使えます。以下に、子育て向きのSUVの選び方とおすすめ車種を紹介します。
子育てに向いたSUVの選び方
✅ スライドドア付き or 乗降性の良い車
→ 小さい子どもがいるなら、スライドドアのSUV（シエンタクロスオーバーなど）や車高の低いSUVを選ぶ。
✅ 後部座席の広さとリクライニング性
→ チャイルドシートをつけても圧迫感がなく、後部座席がリクライニングできると便利。
✅ 荷室の広さと開口部の低さ
→ ベビーカーや大量の買い物袋を積むなら、荷室が広く、開口部が低いSUVが使いやすい。
✅ 燃費が良い or ハイブリッド車
→ ガソリン代が高くなりがちなSUVは、燃費の良いモデルを選ぶと維持費を抑えられる。
✅ 安全性能が高い
→ トヨタの「Toyota Safety Sense」やホンダの「Honda SENSING」など、安全装備が充実した車種を選ぶ。
子育て世代におすすめのSUV 5選
① トヨタ RAV4
- ポイント：広い室内、燃費の良いハイブリッドモデルあり。
- 後悔ポイント対策：荷室が広く、ファミリー向けに人気。
② マツダ CX-5
- ポイント：静音性が高く、乗り心地が良い。
- 後悔ポイント対策：車高がそこまで高くないため、子どもの乗り降りも比較的しやすい。
③ ホンダ CR-V（新型ZR-Vもおすすめ）
- ポイント：後部座席が広く、荷室も十分。
- 後悔ポイント対策：ハイブリッドモデルがあり燃費も◎。
④ 日産 エクストレイル
- ポイント：最新のプロパイロット搭載で長距離運転もラク。
- 後悔ポイント対策：後席のリクライニング機能もあり、快適性が高い。
⑤ トヨタ シエンタ クロスオーバー（SUV風ミニバン）
- ポイント：スライドドア付きで乗り降りが楽。
- 後悔ポイント対策：ミニバンとSUVのいいとこ取りで、子育て世代に最適。
SUVを買う前に試したいこと
購入して後悔しないために、以下のポイントを事前に試してみるのがおすすめです。
✔ ディーラーで試乗し、子どもを乗せてみる
✔ チャイルドシートを実際に取り付けてみる
✔ ベビーカーや買い物袋をトランクに積んでみる
✔ 家族の乗り降りのしやすさを確認する
✔ 駐車場のサイズとSUVの大きさが合うかチェックする
ミニバン vs SUV どっちがいい？
| 比較項目 | SUV | ミニバン |
|---|---|---|
| 乗り降りのしやすさ | △（車高が高い） | ◎（スライドドア） |
| 荷室の広さ | 〇（車種による） | ◎（広々） |
| 燃費 | △（ガソリン車はやや悪い） | 〇（ハイブリッド多め） |
| 運転のしやすさ | ◎（小回りが効く） | △（大きくて取り回しに注意） |
| デザイン | ◎（スタイリッシュ） | △（ファミリー向け感が強い） |
✅ 「乗降性や荷室の広さを優先するならミニバン」
✅ 「走行性能やデザインを重視するならSUV」
こんな人はSUVよりミニバンの方が向いている
SUVが人気ですが、以下の条件に当てはまるならミニバンを再検討した方がいいかも？
✅ チャイルドシートを2つ以上設置する予定がある
✅ 祖父母と一緒に乗る機会が多い（乗り降りしやすい方がいい）
✅ 荷物の出し入れを頻繁にする（トランクの高さが気になる）
✅ 子どもがまだ小さく、自分で乗り降りができない
✅ 狭い駐車場や立体駐車場をよく使う（SUVは高さ制限があることも）
🚗 → こんな場合は、スライドドア付きのミニバンや低床設計のワゴンタイプも候補に入れるのがおすすめ！
SUV購入後の後悔を減らす工夫
SUVを購入した後に「やっぱりミニバンにすればよかった…」と後悔するケースもあります。
しかし、ちょっとした工夫で子育てのしやすさを向上させることが可能です！
① チャイルドシートを使いやすくする工夫
SUVの車高が高いため、チャイルドシートの乗せ降ろしが大変なことも。
➡ 回転式チャイルドシートを選ぶと負担軽減！
- 助手席側に設置し、スムーズに子どもを乗せ降ろしできるように工夫する。
- ISOFIX対応のシートを選び、しっかり固定する。
② ステップやアシストグリップを活用する
子どもが自分で乗り降りしやすいように、踏み台になる折りたたみ式のステップを車内に用意するのも◎。
➡ 車種によっては純正オプションでサイドステップを追加できる！
③ 荷室を整理するアイテムを活用
SUVのトランクは高さがあるため、荷物が散らかりがち。
➡ 便利な収納アイテムを使うと快適に！
- トランクオーガナイザー → ベビーカーや買い物袋の整理に◎
- 折りたたみコンテナ → キャンプやレジャー用グッズの収納に便利
- カーゴネット → 荷物の転がり防止に役立つ
④ 子どもが車内で快適に過ごせる工夫
長時間のドライブや遠出のときに、子どもが快適に過ごせる工夫も重要！
➡ 快適にするためのアイテム
- サンシェード → 直射日光を防ぎ、車内の温度上昇を防ぐ
- タブレットホルダー → 子どもが好きな動画を楽しめる（AmazonプライムやNetflix用）
- ネックピロー＆ブランケット → 車内で眠くなったときに便利
⑤ 3列シートSUVを有効活用する
3列目を使うと荷室が狭くなることがあるため、普段は3列目を収納し、荷室を広く使うのがおすすめ！
- 長距離移動時や親族とのお出かけ時だけ3列目を活用する。
- ベビーカーや荷物を積むときは、2列目までで使う方が快適。
まとめ
SUVはスタイリッシュで走行性能が高く魅力的ですが、子育てには向き・不向きがあります。
特に、乗り降りのしやすさ、荷室の広さ、燃費、安全性能などをしっかり確認しないと、購入後に「ミニバンにすればよかった…」と後悔することも。
後悔しないためには、試乗をしてチャイルドシートの設置や荷物の積み下ろしを試す、家族のライフスタイルに合った車種を選ぶことが大切です。
ミニバンとの比較も忘れずに、あなたと家族にとって最適な一台を選んでくださいね！ 🚗✨
