こちらでは、漫画とアニメの「ダンダダン」についてお伝えします。
餃子のダンダダンについてはお店のページなどでご確認ください。
2024年10月からアニメもスタートする「ダンダダン」で、
原作の漫画は少年ジャンプ+で2021年4月から連載しています。
お話の面白さと作画のすばらしさでとても人気の作品です。
連載当初から話題となっているので、タイトルの意味なんです。
名前の由来はどこから?意味は?タイトル回収はある? ということが気になりますよね。
そこで今回は「ダンダダンタイトル回収は?名前由来や意味も徹底調査!」と題してお届けいたします。
ぜひ最後までご覧になってください。
ダンダダン タイトル回収は?
2024年7月30日に少年ジャンプ+で配信された第163話でタイトル回収の始まりと思われる場面がありました。
見開き一面を使ったマンダラを背景に「〝ダンダダン〟をご存知で?」というサンジェルマン伯爵のセリフでした。
その一面の隅には「追い求めるは世界の〝真相〟ー…!」という一言も添えられていました。
「ダンダダン」は世界の「真相」ということなのでしょうか。
一面のマンダラとの関係はどんなことがあるのでしょうか。
ダンダダンとマンダラ、サンジェルマン伯爵との関係を調べて、タイトル回収について考察します!
マンダラとは?
マンダラは「曼荼羅」「曼陀羅」などと書かれ、密教の教えを示した図像です。
中心に悟りを開いた仏や菩薩を配置し、周囲にその教えや法則を象徴する色や形が描かれています。
密教は秘密の教えを意味する大乗仏教の中の秘密教で、秘密仏教の略称です。かなり難解なのが特徴のようです。
言葉だけでは分からないものごとの真理や、仏への道を説いていたり、修行といった体感を重視したり、マンダラのような絵柄を使って直感的であるため、神秘的と捉えられています。
奥が深いため、調べれば調べるほど難しくなる感じです。興味がある方はぜひご自身でも調べてみてください。
こちらでは「仏教の1つである密教の教えや世界観が描かれている図像」と把握してもらえれば、と思います。
「仏教の教え」は「世界の真理」のひとつだろうなと感じています。
それがダンダダンの世界でどう表現され、「ダンダダン」が何なのかはとても楽しみです!
仏教におけるダンダダン
仏教において「ダンダダン」という言葉はありません。
ただ、デーヴァナーガリーで「ダンダ」は終わりという意味です。
デーヴァナーガリーは古典語のサンスクリット語の表記にも使われていて、サンスクリット語は仏教にも使われています。
「ダン」はサンスクリット語で「お布施・お布施をする」を意味することが分かりました。
となると、サンスクリット語において「ダンダダン」は「終わり・お布施」となるので、
「ダンダダン」は「お布施の終わり」という意味になるのでしょうか?
サンジェルマン伯爵
自称「オカルトコレクター」のサンジェルマン伯爵が、122話で登場したオカルト研究部(正式名称:歴史文化研究部)の顧問:三丈目先生のようです。
作中では「この世の全てを知りたい」と語っています。
サンジェルマン伯爵は実在した人物ですが、ミステリアスな面が多く「伝説のサンジェルマン伯爵」と言われています。
・不老不死の秘薬を飲んでいて、4,000年生きている。
・自らの姿を眩ますことができた。
・いろんな超能力が使える。
・三重スパイをしていた。
・1984年から日本に滞在している。(18世紀に活躍したと伝えられているにも関わらず)
といった伝説が伝えられています。
そんなサンジェルマン伯爵が探し求めている「ダンダダン」とは一体何なのか、気になりますね。
ダンダダン 名前の由来や意味は?
公式や作者の龍幸伸先生が、名前の由来についてはっきりと明言しているものは確認できませんでした。
ですが、ファンやネットの間では何かしらの意味が込められているはずと様々な憶測が飛んでいます。
こちらではダンダダンの名前の由来や意味について、憶測や仮説を紹介します。
肉汁餃子のダンダダン
ダンダダンと検索すると、「肉汁餃子のダンダダン」という居酒屋チェーンが出てきます。
東京を中心に展開しているお店で、原作者の龍幸伸先生が知っているかもしれないですし、知らないかもしれないです。
どちらにしても、漫画「ダンダダン」の由来には繋がらなさそうです。
終わりという意味?
「ダンダダン」前半のダンダはデーヴァナーガリーというインドの文字において、
ダンダ:終わりを表す
このデーヴァナーガリーは、ヒンディー語やマラーティー語、ネパール語などの表記に使わています。
また、古典語のサンスクリット語の表記にも使われているので、仏教との関わりも深いんです!
後半のダンは、日本語の「談:かたる」もしくは英語の「Done:終わった」と考えられます。
日本語の「談」
ダンダ(終わりを表す)+ダン(談)で 終わりのお話
「終わりのお話」という意味だとしたら、幽霊とオカルトをぶつけて、その世界を終わるお話になるのではないかと考察できます。
英語の「Done」
ダンダ(終わりを表す)+ダン(Done)で終わりが終わった
こちらだと「終わりが終わった」という意味になるため、幽霊とオカルトの世界が終わることが終わり、別の何かが始まるということが考えられます。
ただし、この説だと「ダンダ・ダン」という区切り方になっているのですが、
ロゴでの区切り方は、1つめと2つめの「ダ」が大きくなって「ダン・ダダン」という区切りのような表現です。
英語版での表記も「Dandadan」なので、区切りが分からない表現です。
そのため、由来の意味としては有力かもしれないですが、作者の表現と合っていないような感じもしてしまいます。
映画「ターミネーター」をオマージュ
あの有名なSFアクション洋画「ターミネーター」のあの有名なBGM
「ダダンダンダダン ダダンダンダダン」
と聞こえますよね。
映画「ターミネーター」は、未来のロボットが現代にやってきて戦う、というお話です。
ダンダダンと同じ内容ではないですが、非現実的なことが内容なので、ターミネーターをオマージュしている可能性があるかもしれないです。
HEY-SMITHのDandadan
大阪出身のパンクバンドHEY-SMITHの楽曲に「Dandadan」というタイトルの楽曲があります。
英語の歌詞で「それってとういう意味?僕の嫉妬を煽ってるのかな」という内容から始まる曲です。
別れてしまった恋人とのことを歌っていて、タイトルが「Dandadan」という理由は不明です。
漫画「ダンダダン」との繋がりを考察することは難しいですが、原作者の龍幸伸先生がインスピレーションを受けたかもしれない可能性は否定できないところです。
モロボシ・ダンとカーリー・ダダン
ダンダダンと聞いて、ウルトラマンの「モロボシ・ダン」やONE PIECEの「カーリー・ダダン」が出てくる方もいるかもしれないです。
ウルトラマンの「モロボシ・ダン」は、地球にやってきたウルトラセブンの仮の姿です。
言い換えると、宇宙人で未確認生物なので、オカルトの対象ですよね。
ONE PIECEの「カーリー・ダダン」は、ルフィとエースの育ての親です。
その一方で、良いヤツなのか?と話題が出たり、正体が謎に包まれています。
これって、ダンダダンのターボババアと似てるように思いませんか。
正体が謎で、実は良いヤツってダンダダンでのターボババアですよね。
名作のウルトラマンとONE PIECEをオマージュしている可能性は高いような気がします。
バイキンマンのだだんだん
子育て中の私は、ダンダダンを知ったときにすぐ、バイキンマンの「だだんだん」が出てきました。
厳密にいうと並びが違いますが、音がかなり似ていますよね。
バイキンマンは宇宙からやってきています。それから考えると、ダンダダンの登場人物ともつながるかもしれないです。
長年に渡って小さいお子さんに愛されているだだんだんをオマージュしている可能性がなくもなさそうです。
漫画「男殺しの音頃さん」の男大団
裏サンデーで連載されていた「男殺しの音頃さん」という作品で「男大団(ダンダダン)」という組織が登場します。
男尊女卑を粛清するという過激なギャグ漫画で、男こそが優れた存在と自称する組織が「男大団」です。
この作品での「男大団」と「ダンダダン」の繋がりはあまりなさそうです。
ただ、原作者の龍幸伸先生は、他作品もよく読まれているようなので、この作品からアイディアにいただいたかも、と考えます。
ダンダダンタイトル回収は?名前由来や意味も徹底調査!まとめ
いかがでしたでしょうか。
「ダンダダンタイトル回収は?名前由来や意味も徹底調査!」とお届けしました。
今のところダンダダンの名前の由来や意味ははっきりとは分かりません。
ただ、タイトル回収されるようなストーリーになってきているので、今後の展開が見逃せません。
タイトル回収を楽しみにしながら、アニメや漫画を楽しみましょう!