共働き子育ては無理ゲー?

共働き子育ては無理ゲー?

共働きでの子育てをしていると、「もう無理!」と感じることが多々ありますよね。仕事に家事、育児とやることが山積みで、自分の時間なんてほぼゼロ。まるで高難易度のゲームをプレイしているような気分になります。

朝起きてから寝るまで、ずっと時間に追われる生活。子どもが小さいうちは特に、夜泣きや体調不良でまともに寝られないこともあります。そんな状態で仕事もこなし、家事も完璧にこなそうとすれば、心身ともに疲れ果ててしまうのは当然です。

また、社会の仕組みもまだまだ共働き家庭に優しいとは言えません。保育園の送り迎えの時間、学校の行事、突然の呼び出し…。仕事と育児の両立がスムーズにいく環境が整っていないため、どうしても親が苦しい思いをする場面が多くなります。

しかし、そんな「無理ゲー」にも攻略法があります。何もかも完璧にやろうとせず、工夫しながら少しずつ負担を減らしていくことで、共働き子育ても少しは楽になるかもしれません。

今回は、共働き子育てがなぜ大変なのか、そして少しでも楽にするための工夫について考えてみたいと思います。

目次

共働き子育てが無理ゲーに感じる理由

1. 時間が足りない

朝はバタバタと家を出て、帰宅後はご飯の支度、お風呂、寝かしつけとノンストップ。休日は溜まった家事と育児で終わってしまい、リフレッシュする暇もありません。

1日は24時間しかないのに、やることはそれ以上にあるような気がする…。それが共働き子育てのリアルです。

2. 夫婦の負担バランスが偏る

「共働き」といっても、家事や育児の負担が均等とは限りません。

特に、ママのほうに育児・家事の負担が偏りがち。夫婦のどちらか一方に負担が集中すると、心身ともに疲れ果ててしまいます。いわゆる「ワンオペ育児」の状態ですね。

3. 保育園・学校の行事や病気対応が厳しい

子どもが保育園や学校に通い始めると、行事やPTA活動、急な体調不良などの対応が必要になります。

・「明日はお遊戯会なので、お昼に来てください」 ・「お子さんが発熱しましたので、すぐに迎えに来てください」

このような連絡が突然入ると、仕事を調整しなければならず、周囲にも迷惑をかけることに…。

4. 仕事と家庭の板挟み

「もっと仕事を頑張りたい!」という気持ちはあるのに、育児のためにセーブせざるを得ない場面が多々あります。

・時短勤務にすると、給与が下がる ・急な呼び出しで会議を抜けることが続き、評価が下がる ・責任のある仕事を任されにくくなる

こうした状況にストレスを感じる共働き夫婦は少なくありません。

5. 周囲のサポートが不足している

近くに頼れる祖父母がいない場合、夫婦だけで回さなければなりません。

保育園や学童の預かり時間には限りがあり、仕事が終わる時間と合わないことも。気軽に頼れる人がいないと、どうしても「全部自分たちでやるしかない…」と追い詰められてしまいます。

無理ゲーを少しでも攻略する方法

では、どうすれば共働き子育ての負担を軽減できるのでしょうか?

1. 家事・育児の分担を可視化する

「自分ばっかりやっている…」と不満がたまる前に、家事・育児の分担を見える化することが大切です。

・やることリストを作成する ・誰がどの役割を担当するか話し合う ・できるだけ公平に分担する

こうすることで、夫婦間の負担の偏りを防ぐことができます。

2. 便利家電や宅食サービスを活用する

・食洗機 ・ロボット掃除機 ・電気圧力鍋 ・ミールキットや宅配食

これらを活用するだけで、家事の負担がぐっと減ります。

特に共働き家庭では、「時間をお金で買う」意識が大事。便利家電や時短サービスをフル活用しましょう。

3. 「完璧じゃなくていい」と割り切る

・料理は手作りじゃなくてもOK ・部屋が多少散らかっていてもOK ・洗濯物は畳まなくてもOK

すべてを完璧にやろうとすると、息が詰まってしまいます。「できる範囲でやればいい」と考えましょう。

4. 行政サービスやファミリーサポートを頼る

・ファミリーサポート(地域の育児支援) ・一時保育 ・病児保育

こうしたサービスを積極的に活用することで、「どうしても無理!」という状況を回避できます。

5. 仕事の柔軟性を高める工夫をする

・リモートワークの導入を相談する ・フレックスタイムを活用する ・夫婦で時短勤務をシェアする

企業によっては、育児支援制度が充実しているところもあります。一度、職場の制度を見直してみるのも良いでしょう。

それでも無理なときは「無理なものは無理!」と開き直る

頑張ってもどうにもならないときは、無理に頑張らないことも大切です。

・時には仕事をセーブする選択をする ・外部サービスに頼ることを恥ずかしがらない ・夫婦で支え合う

特に、「全部自分でやらなきゃ」という考え方を手放すことが重要です。親が疲れ果ててしまっては、子どもにとっても良い環境とは言えません。時には手を抜き、周囲に頼りながらやっていくことで、長く健康的に子育てと仕事を続けることができます。

また、夫婦間のコミュニケーションを大切にし、お互いの努力を認め合うことも重要です。「ありがとう」「助かったよ」といった感謝の言葉を積極的に伝え合うことで、モチベーションも維持しやすくなります。

共働き子育ては確かに大変ですが、一人で抱え込む必要はありません。頼れるものは頼って、少しでも楽をしながら乗り切りましょう!

最後に、共働きで子育てをしている皆さん、本当にお疲れ様です! あなたの頑張りは決して無駄ではありません。完璧を目指さず、ほどほどに力を抜いて、一緒にこの「無理ゲー」を攻略していきましょう!

どんなに大変な毎日でも、子どもの笑顔や成長を見たときに「頑張ってよかった」と思える瞬間が必ずあります。だからこそ、無理せず、適度に休みながら、夫婦や周囲と協力して、乗り越えていきましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

フルタイムの福祉専門職のアラフォー。
沖縄で未就学児3人を育てています。
子どもとの沖縄お出かけ情報や、私が気になったエンタメ情報をお届けします。

目次